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我子目線(匂い泥棒)


匂い泥棒




「匂い泥棒」。子どもの匂いを嗅ぎまくる私につけられたあだ名だ。そう、私は子どもの匂いを嗅ぎたくて嗅ぎたくて仕方がない。

手のひらはおせんべい、ほっぺたはハチミツ。頭は変化の大きい箇所で、晴れた日はお日さま、汗をかく夏には酸っぱみのある匂いになる。他人のそれは避けたいところだが我が子となると不思議不思議。そんなツンとくる匂いすら、たまらなくなってしまう。

子どもの匂いを嗅ぐと、思わず笑顔になり体の緊張がほぐれる。脳内で幸せ物質が出ているのではないだろうか。私にとっては幸福感とリラックスを生む最高の幸せパフュームなのだ。我が子だけでなく、めいのときもやはり「匂い泥棒」と化した。

身内に生まれた初めての赤ちゃんは可愛くて仕方なく、会えない間は着用済みのベビー服を借り、匂いを嗅いでいた。

特に女の子の赤ちゃん期は別格で、柔らかく優しい、色に例えるならベビーピンクの匂いは、時に涙を流させるほど幸せ物質を大放出させた。あまりに良い匂いなので永久保存できないかと、ガーゼタオルを密閉容器に入れて保存してみたが、酸化して古いタンスのような匂いになってしまった。音や画像のように匂いも保存できる技術が一般化することを切に願う。

成長と共に変化する子どもの匂い。2歳8カ月、現在の娘の匂いもたまらないが、きっとその成長ごとに可愛い匂いを発してくれることだろう。その匂いの変化を楽しみたい……と思ったが、「嗅がないで!」と拒否される日が来る気がしてならない。だから、今日も私は全力で匂いを嗅ぐ。「匂い泥棒」でいられるこの期間を存分に楽しまなければ!
 




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