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エコ活のヒント(フロン→自然冷媒へ)

フロン→自然冷媒へ


フロンって知っていますか?

身近にあって、生活の中でいまも結構使っているのに、多くの人にとってなじみのない物質かもしれない。

特定フロンは、塩素とフッ素と炭素の化合物だ。分解しにくく、人体に無害なので「夢の物質」と呼ばれた。20世紀には、冷蔵庫や断熱材、スプレーなど様々な場面で使われた。

ところが、有害な紫外線を遮っているオゾン層を破壊していることが分かる。皮膚がんや白内障などが増え、動植物に悪い影響があるという。南極上空ではオゾンホールが見つかり、1987年にモントリオール議定書で規制された。

これを引き継いだ代替フロンは、塩素がないのでオゾン層は壊さない。ただ温室効果が高く、1997年の京都議定書で規制された。

フロン類のいまの用途の9割は、エアコンや冷凍庫などの冷媒だ。管の中を循環しながら熱を運ぶ。ここにきてフロン類から自然冷媒への転換の流れが本格的になりつつある。オゾン層や温暖化を心配しなくていい自然界にあるガスだ。

すでに家庭用冷蔵庫は、ほとんど炭化水素冷媒に変わった。業務用も二酸化炭素冷媒に転換が進む。これに、古くから使われているアンモニアと水、空気を合わせた五つの自然冷媒は、「ナチュラル・ファイブ」と呼ばれている。今後は、エアコンなどにも用途が広がっていくことが期待されている。

コンビニなどのショーケースに、「自然冷媒を使用しています」というシールが貼ってあることがある。環境に優しい冷媒を使っている店から商品を買うのも、消費者の賢い選択の一つだ。

朝日新聞編集委員 石井 徹




極上空のオゾンホールはいまも消えていない。
気象庁のウェブサイトから


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