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エコ活のヒント(たかがゴミ、されどゴミ)

たかがゴミ、されどゴミ


今年は容器包装リサイクル法が制定されて20年にあたる。ごみの増大とともに、埋め立て処分場が、ひっぱくしたのがきっかけだった。

2013年度に日本の家庭などから出たごみは、約4500万t。東京ドーム約121杯分にもなった。ひとり1日あたりでは約1キロで、年に350キロ以上だ。10年前より2割近く減ったが、ここ4年はほぼ横ばいとなっている。年間3億8千万tの産業廃棄物は除いての数字だ。

処理費用もかさむ。全国で年1兆8510億円、ひとりあたりで年1万4400円を、ごみ処理に使っている。こちらは10 年前からほとんど減っていない。

ごみをいかに減らすかは、全国の市区町村にとって大きな課題だ。処理費用の軽減とごみの減量を促すため、6割の自治体は家庭ごみの収集を有料にしている。私が住んでいる東京都調布市の指定ごみ袋は、1枚(45L)84円だ。23区は無料のままだ。うらやましい気もするが、どのみち税金で処理されるので、ごみを多く出しても、処理費用の負担は減らした人と同じというのは、かえって不公平という見方もできる。

「捨てればゴミ、分ければ資源」を唱えて、分別収集やリサイクルに励む自治体も多い。最も多いのは11〜15種類の分別で647市町村だが、徳島県上勝町の34種類、鹿児島県大崎町の27種類のように徹底した分別に取り組む自治体もある。

ダイオキシンや不法投棄など、世間をにぎわすニュースは一時期に比べ、少なくなった。しかし、日本のごみ問題が解決したわけではない。現在も「たかがゴミ、されどゴミ」なのである。

朝日新聞編集委員 石井 徹

京都府城陽市のリサイクルセンター長谷山



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