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我子目線(ヘビが来る!?)


ヘビが来る!?




空が暗くなってきて、ゴロゴロと遠くから雷の音が近づいてきた。これは一雨くるな。洗濯物取り込まなきゃ。

「ワコ、カゴ持ってきてくれる?」

最近よくお手伝いしてくれる娘。タターッと納戸へ走って行った。……と思ったら、手ぶらで戻ってきてワーーン!!
「どうした? なにがあった?」理由を聞いても「オカアシャンガ好キダカラ、オカアシャンガイイ」の一点張り。足にギウウッとしがみついて動かない。

……なにか怖いものでもあったかな。それにしても怖がり方がいつも以上。納戸に大きい虫でもいた? まさかオバケ? 様子を見に行こうとすると泣いて嫌がる。

「お母さんがいるから大丈夫だよ。なにか怖いものがいたの?」と抱っこして聞くと、ようやく理由を話し始めた。「……ヘビガイルカラ嫌ナノ」

……ヘビ!?

この東京、しかもマンションの中にヘビ? それはないだろうと思いつつ、棒で物をどけたり捜索すること5分。なにもいない。そのとき外で雷の音が鳴った。ゴロゴロゴロ……。ギウウウッ。娘はものすごい力で私にしがみついた。

「もしかしてこの音が怖いの?」と聞くと小さくうなずいた。

なるほど、雷が近づくゴロゴロ音がこの子にはヘビが来る音に思えたのか。実際にヘビを見たこともなければ、ヘビの来る音なんて聞いたこともないのに、大昔の人が自然を恐れたのと同じような感覚なのだろうか。固定概念に染まる前の人間の感じ方を見たようで、怖がる娘を胸に妙に感動した出来事だった。


 


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