⇒もっと見る

⇒もっと見る

⇒もっと見る

⇒もっと見る

⇒もっと見る

⇒もっと見る


⇒もっと見る

⇒もっと見る

⇒もっと見る

エコ活のヒント(温暖化防止のパラダイムシフト)

温暖化防止のパラダイムシフト


国連気候変動会議(COP21)で採択された「パリ協定」は、温暖化防止のパラダイム(枠組み)が変わったことを示す。

奴隷制、アパルトヘイト(人種差別)、女性差別、植民地政策……。一部名残のあるものもあるが、どれもいまの時代からすれば、なぜ、そんなことが許されていたのか、と思う人は多いだろう。だが、ある時までそれらは「正しいこと」とされ、少なくともその世界の中では、「常識」だったのだ。

地球温暖化の7割以上は、石炭や石油、ガスなどの化石燃料から出る二酸化炭素(CO?)が原因とされる。温暖化の影響とみられる現象が増えている、と感じる人は多いだろう。消滅の危機にある島国や移住を余儀なくされる気候難民も出始めた。

それでも、これまではCO?の排出は仕方がないこととされてきた。先進国は化石燃料によって成長した。途上国が同じ道を歩むのを止める権利は誰にもない、というのが、世界の「常識」だったからだ。だが、人類が化石燃料を本格的に使い始めて、たかだか250年余り。その前は、自然エネルギーしかなかった。

私たちはすでに、太陽光や風力、バイオマスなどによって、様々なエネルギーを得る技術を持っている。経済的にも、化石燃料と変わらないか、下回るところまできている。欧米の国や都市、企業には、100%自然エネルギーを掲げるところも出てきた。化石燃料を使わなくてもやっていけそうな気配なのだ。

パリ協定の「今世紀後半の実質排出ゼロ」というのは、この現実をベースにしている。

石器時代は、石がなくなったから終わったわけではない。化終わらせることはできる。
私たちは、それに代わる道具をすでに持っている。

朝日新聞編集委員 石井 徹


パリ協定を採択したCOP21=2015年12月、パリ



▼おすすめ情報ランダムPICKUP▼

プレセンテ
(9月15日掲載)ラ・バンビーナ
肉の橋山
ほっとキッチン
自家製太打麺 勢拉