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Vol.72 いちからわかる!知事って?知事選、3月21日投開票

朝日新聞 千葉総局発

記事に載らなかった「ウラ話」
「あの記事書いた」私のエピソード

いちからわかる!知事って?知事選、3月21日投開票
3月4日付千葉藩 朝刊20ページ


21年3月21日、知事選で初当選した熊谷俊人氏


県政担当キャップを3年務めた記者が3月末で東京本社・経済部に異動します。森田県政を3年見続けた思いを振り返ります。
《千葉総局の古賀大己(こが・だいき)記者より》
「よどんでるなあ」
 
千葉県政担当になった3年前、そんな感想をもったのを思い出します。
 
森田健作知事は記者会見の説明を職員に任せる場面が多く、県政運営への意欲を疑いました。あとは、いつも使う「お国が・・」という言葉。国と地方は同列ですが、その意識は希薄なのでしょう。「お国」という言葉には、今でも強い違和感を覚えます。
 
森田知事は明るい人柄で、政権中枢と太いパイプがあります。アクアライン通行料金800円など、知事の枠を超えた政治力で、県の姿を大きく変えました。ただ、職員側にも、森田知事の政治力を使って何事かを実現しようという気概を感じません。
 
野田市の小4女児虐待事件では、県の不手際が次々と明るみに出ましたが、県は昨年「今後の虐待事件は県の関与含め、取材に答えないようにしよう」という方針を決めていました。これにはあきれました。
 
誰もが、どこかよそ事。そんな特異な、権力の「空白」状態。私は千葉県政をそう見ています。
 
最もよく現れたのが一昨年の台風15号の対応です。県危機管理部は防災マニュアルすら守らず、森田知事も台風直後、芝山町の「自宅」へ帰っていました。公用車の運行状況などを調べ、記者会見などで森田知事を問いただし続けました。
 
森田知事は批判にさらされ、知事選不出馬は事実上、そこで決まりました。


19年9月、台風対応をめぐり取材に応じる森田健作氏

 
こうした千葉県政になったのは、記者側の問題でもあると思います。権力となれ合っていたのでしょう。先日の知事選で、前千葉市長の熊谷俊人氏が圧倒的大差で勝利し、新たな権力者が登場します。
 
私は4月から千葉を離れます。他社を含め、後輩たちには熊谷知事としっかり対峙して、批判すべきことはしっかり紙面で伝えてほしい。記者クラブ最長老として、そう願います。


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